2015年6月の投稿

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投稿者:匿名希望
日 付:2015.6.2

こんいちは、いつも更新されるのを楽しみにしています。

さて、今回はシリア内戦においてシリア政府・軍が弱体化しているのでは?と思われる情報があるので、スパイク通信員さんのご意見をお聞きしたくて質問させていただきます。

イドリブ市の攻防戦で、ヌスラ戦線の攻撃を受けシリア軍が市の南部まで退却したものの1日も持たず、アリハからも全面撤退し、事実上イドリブ市全体から撤退する戦況となっているようですが、もちろん、イスラム国のパルミラ制圧も含めて、シリア軍は弱体化してると見た方がいいのでしょうか、スパイク通信員さんは、確証の無い事について書かれないようですが、ご意見を伺いたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=RzIjwXgyH0s

これは、イドリブから撤退するシリア軍とされるものですが、車両の数が足らず駆け足で撤退してる映像とされるものです、面ではなく点の戦況かも知れませんが気になる状況だと思います。

もう一つは、ダマスカス市内で、シリア軍准将がIEDによって爆殺されたとされる映像です、

https://www.youtube.com/watch?v=YBo5P3XmUaY

信憑性がどうか分かりませんが、もし事実ならアサド政権や政府軍が弱体化あるいはその傾向にあると考えてしまいますがいかがでしょうか。

 シリア軍は弱体化しているといえますが、不思議なのは、かなりの年数、内戦を戦っているのに、今でも組織が存在していることです。好い加減に組織崩壊してもおかしくはありません。だから単純に弱体化したとはいえません。

 シリア軍が撤退する映像は撮影者の誠意を信じるしかありませんが、本物だとしても不思議ではない内容です。こういうことは何度も繰り返されているのです。

 准将暗殺の映像はアンサール・アル・シャムが実行した暗殺を撮影したようです。これも信じるしかない内容ですが、信憑性はあります。一時はダマスカス市内で何度もテロ攻撃が行われていました。最近は報道されませんが、継続的に起きている可能性も十分にあります。

 どちらの映像も本物と仮定して、検討すべき内容だと考えます。

 

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