防衛庁がミサイル報告書の公開を延期

2006.8.13

 日本経済新聞が8月6日に報じた情報を韓国の連合ニュースが配信し、それをアメリカから教えてもらうという変なルートで入手しました。なぜか、この記事は日経新聞と連合ニュースの日本語版サイトには掲載されていませんでした。紙面で読んだ記憶がある方がおられたら、ご一報ください。

 アメリカが北朝鮮ミサイルの解析結果を日本と共有するのを望まないため、日本の防衛庁が報告書を書き上げるのが遅れています。防衛庁は今月5日に報告書を発表するつもりでしたが、アメリカの要求により延期させられたというのです。アメリカは日本に、機密を守るために、テポドンを最初に探知した早期警戒衛星のデータの詳細を公開しないように求めました。また、日本とアメリカの解析結果が矛盾していることも理由の一つだといいます。アメリカはノドンが2発で、スカッドが4発発射されたと結論しましたが、日本は1発がスカッドCの改良版だと結論しました。

 以上の記事は、朝鮮語から英語に訳した物を要約したので、多少不正確になっている可能性があります。

 私は防衛庁が報告書を公表するのを待ち続けていました。それがまた遅れたというので怒り心頭です。また、この記事は報告書を公開しない方向に持っていくための口実ではないかという疑いも多少持っています。

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