朝日新聞が報じたところでは、7月5日に打ち上げられたテポドン2は、発射基地から2kmの地点に墜落したということです。日本の情報衛星が基地から約2キロの地点に縦100m×50m程度の焼けこげた穴を確認したこと。基地周辺に散乱する部品を発見したこと。以上から防衛庁は、テポドン2は打ち上げ直後から分解が始まったと判断したようです。1段目が後ろに反り返りながら墜落したともされており、これはおそらく穴の形状などから判断したのでしょう。GlobalSecurityのチャールズ・ビック氏に、この記事を示したところ、当たっているところと間違っているところがあると思うとのことでした。
しかし、防衛庁には早く報告書を出してほしいものです。こうした非公式の発表を小出しにするのは止めてほしい。