military.comによれば、F-15Eから投下する小径爆弾(SDB)がイラクで使用されました。この爆弾は60マイル(96.56km)離れた目標を攻撃でき、爆弾の重量は250ポンド(113.4kg)で、GPS誘導方式で、事前に設定した場所に正確に落ちます。また、爆発範囲が小さいので、市街地での使用に適しています。現在は一機のF-15Eに12個まで搭載できますが、来年の春までには20個に増やす見込みです。
例によって、爆弾の仕組みや爆発範囲について、具体的な情報は書かれていません。白燐弾に対する批判に対する米軍なりの回答なのでしょう。爆発範囲を小さくしても、入手した情報が間違っていれば、誤爆が起きるのは変わらないでしょう。テロリストのアジトだと思って爆撃したら、一般住宅だったというミスは今後も起きるはずです。