今年も北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が恒例のサンタクロースの飛行の追跡を開始し、ウェブサイトを開設しました。今年は6カ国語のバージョンが用意されたのですが、なんと日本語のバージョンもあります。小さなお子さんがいる方は、お子さんを膝の上に乗せて、このサイトを見せてあげるとよいでしょう。
…ただ、多少日本語訳が変で、ちょっと笑ってしまいます。たとえば、「predecessor」は「前任者」でも間違いではありませんが、ここは「先駆者」の方が意味をつかめます。そのほか、「the North Warning System」が「北警告システム」。「Things to do」が「やる事」。「satellite」は「人工衛星」の方が通りがよいのに、なぜか「サテライト」。惜しいミスがあちこちにあります。気になるところはNORADにメールしましたが、直してくれるのか…?
ちなみにNORADは、ルドルフの赤い鼻が発する熱線を偵察衛星で関知してサンタの居場所を知るのだそうです。