ニュース解説

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12月のニュース解説

ポロニウムの検出場所が一部判明

2006.12.2

　やっと、ポロニウム210の検出場所が一部明らかになりました。ワシントン・ポストの記事によれば、グローブナー通りにある国際警備会社から発見されたポロニウム210は、１階にある受付室のソファーと、同じビルの他２カ所にあったということです。しかし、この情報は健康保護局（HPA）が職員に配布した２ページの書面に基づいており、記者会見などではまだ発表していないようです。リトビネンコ氏がそのソファーに座ったことは容易に想像できますが、他２カ所を職員にも公表しないとは、よほど英政府が神経質になっていることが窺えます。とにかく、もう少し情報が欲しいところです。現在は、あらゆることが想定でき、絞り込みができない状態です。