今年の平均気温は過去最高になる見込み

2007.1.4



 BBCによると、2006年のイギリスは、1914年からの観測史上で過去最も気温が高かったのですが、2007年は世界的にも史上最も暑い年になるという予測されます。1998年の平均気温の最高記録を、今年は60%の確率で同じか超えるとイギリスの気象庁が発表しました。具体的には、世界の平均気温(14C)が、1998年に記録された0.52Cの上昇が0.54Cの上昇へ増加する見込みです。

 このことが軍事情勢にどのような影響を与えるかが気になります。気温が上がれば台風やハリケーンが、熱帯地方では干ばつが起こりやすくなります。第3世界だけでなくアメリカなど先進国でも天災の被害を受けるかもしれません。すでに、テロとの戦いではなく、軍隊が天災の予防に貢献すべき時代になっていると思います。テロの原因となる貧困も気候の影響を大きく受けています。昨年は日本も気温の上昇が原因と考えられる天災がいくつも起こりました。今年はそういう天災やその予兆がさらに増えることを警戒すべきです。

 こうした時に、世界の指導者たるアメリカがテロの殲滅という実行不可能な目標を掲げ続けているのは本当に不安です。

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