アルジャジーラによれば、イスラム法廷会議は、ソマリア政府とエチオピア軍の役割を引き受ける軍隊に対してゲリラ戦を継続すると宣言し、モガディシュで警察本部長の車列を攻撃しました。この事件で警察官を含めて3人が死亡し、7人が負傷しました。また、2つの警察署もRPGによる攻撃と戸外に配置された警察官への銃撃があり、負傷者が出ました。
どうやら、ソマリアのテロ戦争は、最も可能性が高かった道へ入り込んだようです。警察への攻撃はその手始で、自分たちの力を示すことが目的です。エチオピア軍はまだ一部しか撤退していませんが、毎日帰国を続けているようです。増援が到着するまで今しばらくは駐留してほしいと思います。現状で最も心配なのは、イスラム法廷会議に外国人テロリストが参加することで、その前に実態がなくなるまで衰退させるべきです。存続すれば、応援を考える者が出始めます。その前に実態をなくしてしまうべきです。しかし、アメリカはもちろんヨーロッパも及び腰です。アメリカは当面、ガンシップを使った支援や現地のエージェントを使った情報収集しかできません。状況全体を統括する国家やそれらの連合体がないことが問題です。イスラム法廷会議の再興の可能性は十分にあります。