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対テロ戦で3個目の名誉勲章

2007.10.13



 ようやく、対テロ戦争で3個目の名誉勲章を受ける兵士がでたようです。military.comによれば、シールズ隊員のマイケル・P・マーフィー大尉(Lt. Michael P. Murphy)の両親が10月22日に大統領から勲章を授与されます。

 2005年6月、マーフィー大尉は、アサダバド(Asadabad)の東部で4人の部下と共に、タリバンの指導者を見つける任務の偵察活動に就いていました。タリバンの支持者が彼らに気づき、タリバンに知らせたため、シールズ隊員はすぐに圧倒的な敵に囲まれました。マーフィー大尉は負傷しながらも、開けた場所に這っていき、無線で応援を要請しました。結果として、マーフィー大尉と2名が戦死し、1名が負傷した状態で救出されました。また、救出中にヘリコプター1機が撃墜され、シールズ隊員と陸軍の特殊作戦部隊の兵士16名が死亡しました。これは第2時世界大戦以来、シールズが1日で受けた損害としては最大です。

 こういう話を聞くたびにやるせない気持ちになります。無益な戦いで戦死して、最高の勲章をもらったとしても、それが名誉なのかと思えるからです。彼の冥福を祈るにしても、それが何の意味もないように思えます。さらに、救助に向かった隊員が大勢死にました。そして、ブッシュがこれを最大限に利用することを思うと、憤怒を感じざるを得ないのです。


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