強姦事件の海兵隊員が不起訴に
ヒロシマで起きた海兵隊員による強姦事件が不起訴に決まりました。毎日新聞は地検の山川景逸次席検事は起訴を見送った理由について「コメントを差し控えたい」と述べたと報じています。
しかし、military.comは起訴に足る証拠がなかったと報じています。匿名を条件に語った広島地検の職員は「不起訴の決定は証拠を考慮して決定される」という山川次席検事の言を引用し、毎日新聞と同様に「不起訴になった固有の理由は提供しない」と述べ、「事件の性質を考慮したため」とも付け加えています。「事件の性質」が「米軍がらみ」と「証拠が曖昧」のどちらかは分かりません。しかし、当初から当事者の供述が合わないと報じられていたことから、それが原因ではないかと想像できます。事件の詳細が分からないので、これ以上の考察はできませんが、すっきりしない結末になったと感じます。国内メディアこそ、こういう事件を追及して欲しいと思うのですが…。