military.comによると、アルカイダの副官アイマン・アル・ザワヒリ(Ayman al-Zawahri)が先月アナポリスで開かれた中東和平会議を批判しました。
金曜日にイスラム武装組織のウェブサイトに公表されたボイスメッセージによれば、「アナポリスの会議はパレスチナをユダヤ人の国に転向させることを宣言した。ワシントンの独裁者はアラブ諸国16ヶ国を一つの部屋の中に座らせるため、一つのテーブルにイスラエルを着かせるために招いた。会議はパレスチナを売るための配信の取引に見舞われた」と述べ、マフムード・アッバス議長については「裏切り者」と批判しました。さらに、「イスラム教徒が聖戦の兄弟に手を差し伸べる時が来た。パレスチナの私の兄弟、我々、すべてのイスラム教徒、聖戦士はあなたの傍らで、シオニストの敵と対面している。政治家はともあれ、我々はあなたたちを失望させない」と述べ、彼はエジプトで投獄された後で転向したイスラム武装勢力を「これらの修正論者は事実上、神に反する新しいアメリカの宗教を求めている」と批判しました。
アナポリスでの会議は11月27日から開催された中東和平会議です。この会議の成果は大して期待されていないのですが、ザワヒリは危険視しているようです。
声の主がザワヒリだとはまだ確定されていませんが、声はザワヒリのものだと認識されています。アナポリス会議や転向したイスラム過激派への批判はともかく、気になるのは「イスラム教徒が聖戦の兄弟に手を差し伸べる時が来た」の部分です。記事にも説明がありますが、これはイスラム過激派たちへの呼びかけです。最近、イラクでのテロ事件が急増したこともあり、アルカイダが再び活動を始めている兆候と見るべきでしょう。今後、さらにイラクでのテロが増える恐れがあります。とりあえず、年末までイラク関連のニュースに注意すべきと考えます。