military.comによれば、レイモンド・オディエルノ中将(Lt. Gen. Raymond Odierno)がAP通信の電話インタビューに答え、15ヶ月に引き延ばされている派兵期間は2008年後期に兵数が減少するまでは12ヶ月に戻せないと述べました。
通常、米軍の海外派兵期間は12ヶ月と決められています。かつて米軍は、戦死するか、戦闘できないような怪我をするまで、戦地に兵士を配備し続けました。それが3ヶ月増え、15ヶ月になってからかなり経ちます。これが兵士の負担になっていることは陸軍も十分に承知しています。来年7月までに増派した部隊が順次帰国し、兵数は元に戻る予定です。そうなってから派遣期間が12ヶ月に戻せるというわけです。しかし、その頃にはマハディ軍の休戦が解ける見込みであり、イラクでのテロ攻撃が増える恐れがあります。イラク派遣部隊の指揮官を務めたこともある陸軍参謀総長ジョージ・ケイシー大将は、これについて3〜4ヶ月後に発表したいと述べていますが、この発表がその通りになるのかは、マハディ軍が活動を再開する時にならないと分からないでしょう。すべては状況次第です。