ソマリアにはウガンダなどの平和維持軍が到着しましたが、イスラム法廷会議の攻撃が恒常化し、内戦は泥沼の様相を呈し始めています。
ワシントン・ポストによれば、ウダンガ軍が到着したモガディシュの国際空港に1ダース分の迫撃砲弾が撃ち込まれ、1人が負傷しました。また、テロ容疑者の家の周辺で銃撃戦が行われ3人が死亡しました。目撃者によれば、銃や携帯式ロケット砲(RPG)を持った100人ほどの男たちがいたとのことです。別の記事では、ウガンダ軍がRPGをレストランに撃ち込み、少なくとも9人が死亡し、女性や子供を含む26人が負傷したと報じられています。他にもいくつかの戦闘が報じられています。一方で、ソマリア政府を支援していたエチオピア軍は港湾町キスマヨから撤退しました。
イスラム法廷会議とアフリカ連合軍の対立が恒常化してしまいました。一番恐れていた、嫌な展開になりました。今のところ、EUが介入する気配はありませんし、アフリカ連合を米軍が背後から支援する形が続くでしょう。
事件が起きるたびに報じられるのは重要なことですが、イスラム法廷会議の動向に関する報道も欲しいところです。特に、ソマリア国民がイスラム法廷会議をどのように考えているのかが知りたいと思います。ソマリア政府が圧政を敷いて、ソマリア国民がイスラム法廷会議を支持するようになると、問題はもっと厄介になります。だから、平和維持軍の活動の他に、ソマリア政府が国民がイスラム法廷会議がいない方がよいと考える政策を実現する必要があります。その辺の情報はほとんどなく、状況が分かりません。メディアはもっとソマリアに目を向けて欲しいと思います。