米軍の海外派遣期間が延長に

2007.4.12

　ワシントン・ポストによると、ロバート・ゲーツ国防長官は、イラクとアフガニスタンに派遣されている兵士は派遣期間を15ヶ月まで延長し、これまでの１年間から３ヶ月間延長すると発表しました。

　時間がないので簡単にコメントしますが、米軍もいよいよ余裕がなくなってきた感じがします。帰国してからの滞留期間を短縮し、派遣期間を延長し、州兵や沿岸警備隊も動員していますが、状況が好転する見込みはないのです。悪しき戦略判断が悪しき結果を招くことの典型として、私たちはこの戦争を長く記憶すべきだということでしょう。