今ごろになって、意外なハンヴィーの欠点が報じられました。military.comによると、IED対策のために装甲を強化したハンヴィーは戦闘中にドアが閉まったままになることがあるのだそうです。こうした問題が起きるハンヴィーは18,000台もあり、米軍はそれらをすべて改修する予定です。
信じられないことに、この改修作業とは他の車両がケーブルでドアを引っ張ってはずせるように、「フック」をドアに溶接することだそうです。あまりにも原始的な方法で、これが改修だと言われても納得できるものではありません。しかし、ハンヴィーには少なくともドアが側面に4つ、後部に1つあります。どれかが開けば、とりあえず乗員は外に出られるはずです。ドアが全部開かなくなるのかどうかは記事には書かれていません。しかし、ドアを開けるのは「兵士を外に出すため」と書いてありますから、すべてのドアが開かなくなるのか…と思ってしまいます。IEDが爆発することでボディが歪み、装甲を強化したドアが開かなくなるのなら、納得できる話ですが…