先にここで解説した戦争責任者にダグラス・リュート中将(Lt. Gen. Douglas Lute)が内定したと、military.comが報じました。正式な発表は現段階では行われていません。
リュート中将は、大統領補佐官と国家安全保障問題担当副顧問に就任し、それらの立場を確固とするために大将に昇進する見込みです。彼はキャリアとして、ウェスト・ポイント士官学校卒、騎兵連隊長、統合参謀本部議長顧問、第1歩兵師団副詞団長、統合参謀本部の作戦部長、コソボでの勤務経験などを持っています。
リュート中将がどのような活動を行っていくかは分かりませんが、象徴的な立場を演じさせられるだけでしょう。統合参謀本部議長とどのような関係を維持していくかも不明です。指揮系統を混乱させるという指摘が現実のものになるのかも分かりません。とりあえず、当面は静観するしかありません。