ワシントン・ポストによると、国防総省は自身のネットワークからYouTube、MySpaceほか11のウェブサイトへアクセスできないようにする措置を行いました。兵士が映像サイトやブログなどへ機密情報をアップロードするのを防ぐためです。
兵士たちは海外勤務の退屈をまぎらわすために、自分が撮影した映像をウェブサイトに掲載するようになっています。実際、YouTubeにはそうした画像がたくさん掲載されています。しかし、国防総省以外のネットワークからアクセスすることはまだ禁止されていません。
変な話ですが、こうした兵士がアップロードする記事や映像は、戦争を研究する上で非常に便利なものでした。現地の状況を知るためには、テレビニュースだけでは不十分なのです。それが減ることは残念ですが、こうした情報はこれからも現地から漏れ続けるでしょう。今回の措置は暫定的なもので、一時的な効果しかないように思われます。