military.comによると、防弾ベストの防弾力に関する問題が米議会で議論されることになりそうです。これは21日に書いた、米国民の不良装備に対する強い関心の表れと言えます。国民の関心が高いから議会でも取り上げることになるわけです。日本の国会の委員会や本会議で自衛隊の不良兵器が正式に議題にあがったことはあるのでしょうか。私は聞いたことがありません。
マーク・ブラウン陸軍准将らが近く議員たちと会って、この件について説明をする見込みです。ブラウン准将は「議会から強い関心を示されている」と述べています。准将がどのような説明をして、議員たちがどう反応するかに注目したいと思います。説明によっては議会で議論されることになるかも知れませんし、議員たちが軍の説明に納得して終わりになるのかのいずれかです。時節柄、議員たちは問題を簡単にはすませようとしないと思いますが、どうなるでしょうか。