military.comによると、米・イラク合同軍は、バグダッドの北部と南部の帯状の地域、ファルージャ近郊のサルサル地域(Tharthar)、ディヤラ州(Diyala)で大規模な軍事作戦を始めました。
米軍の広報官によれば、作戦は2日前に始まりました。しかし、参加部隊の規模や期間など詳細は伏せられたままです。しかし、今回の軍事行動が増派後の本格的な掃討作戦の一環であることは間違いがないはずです。この軍事作戦の成否が増派の評価を決定づけることになるでしょう。この記事の後半には、同時期に起きたテロ攻撃が列挙されており、治安が一向に改善していない様子が見て取れます。今後、この作戦に関する報道が徐々に出てくるはずです。うまく行かなければ軍はそれを目立たないようにしようとします。成功すれば大々的な報道があるはずです。隠しても、漏れ出てくる情報もあります。それらを慎重に読んで、状況を正しく把握することが大事です。
別の記事には、アフガニスタンの戦闘の様子が書かれています。オランダ兵1名が峡谷の戦いで戦死し、4名が負傷しました。アフガニスタンの状況も決して楽観視できません。