military.comによれば、2006年３月に14歳のイラク人少女を強姦し、家族と共に殺害した元第101空挺師団隊員スティーブン・Ｄ・グリーンの公判が７月30日に始まります。この裁判について、連邦検察官はグリーンに死刑を求刑すると述べました。
当初より、グリーンは極刑になるだろうと、過去の記事で書いてきましたが、やはりその方向で進んでいます。共犯の３人の裁判はすでに終わっており、いずれも司法取引によって犯行を認めて減刑を受けていることから、グリーンが無罪になる可能性はまずありません。グリーンが人格障害で除隊になったことは、彼を無罪にする材料にはなりません。この程度では、善悪の区別がつかない重傷の精神病者とは言えないからです。この事件に対する報復と見られるテロ攻撃で米兵が死亡しています。軍事裁判であれ、刑事裁判であれ、彼の極刑は変わらないようです。
