活動を停止していたシンディー・シーハンが、来年の選挙に出馬する可能性をmilitary.comが報じました。
知り合いのアメリカ人とシーハンが活動を停止したことについて話したら、彼は彼女がまた活動を再開すだろうと言いました。そして、その通りになったようです。活動を止めたのではなく、方向を変えただけだったのです。それは民主党と手を切ると言うことでした。シーハンは7月23日までに、ナンシー・ペロシ下院議長がブッシュ大統領を弾劾しなければ、2008年の選挙にサンフランシスコ(ペロシの選挙区)で無所属として出馬する計画を持っていると言います。シーハンと支援者たちは、ブッシュ大統領のクロウフォード・ランチの近くにある活動拠点からキャンペーンツアーを行い、ワシントンに到着した時に、これを発表するといいます。シーハンはブッシュを弾劾する理由をあげています。開戦の理由において国民を誤導したこと。テロ事件の拘留者を拷問してジュネーブ条約に違反したこと。副大統領補佐官ルイス・リビーを減刑したこと。国内のスパイ計画。ハリケーン・カトリーナへの不適切で悲劇的な対応。
民主党にとっては、これはかなりのプレッシャーになるでしょう。シーハンたちがワシントンに近づいていく様子はニュースによって報じられます。何もしなければ、民主党は鈍感だと国民からみなされるでしょう。この活動が成果をあげなくても、注目を集めることで政治に刺激を与えられるという利点があります。
その一方、トニー・スノー大統領報道官は、現在のところイラクから撤退することは考えていないと述べたという報道があります。スノーは、増派が完了したばかりの段階で、大きな進展を期待するのは非現実的だと述べました。しかも、9月15日は「締め切り日」ではないとまで言いました。この日までに治安が安定するとは誰も言っていないというわけです。
ブッシュ政権は、撤退期日を明言することはテロリストに情報を与え、米軍を危険にさらすと言います。しかし、これは言い訳に過ぎません。13万人以上の軍隊が撤退しようとするなら、どの道、武装勢力にもそれが察知されるものです。もともと、秘密裏に退却できるわけがないのです。どの国の政府も、最も有利な時を選んで撤退したいと思うものです。撤退期日を公表すれば、それがほとんど無理になるから言わないだけの話です。