イラク北部の米軍最高指揮官ベンジャミン・Ｒ・ ミクソン少将（Maj. Gen. Benjamin R. Mixon）が、どのような退却にせよ少なくとも２年かかると述べたと、スターズ・アンド・ストライプスが報じました。
ミクソン少将は、イラク北部は来年までに撤退を始められるかもしれないと述べました。撤退できる可能性が最も高いのはニナーワー州（Ninevah province）だと少将は言います。現在、約9,000人いるイラク警察を20,000人に増やし、偵察・攻撃ヘリコプターを残して退却する計画だといいます。この計画には武装勢力がイラク警察に浸透する危険があると少将は認識しています。時間がないので記事の要約はここまでとします。
ミクソン少将の見解はイラク全土の撤退とは直接の関係がないかも知れないと感じました。また、成功の可能性は低いとも感じます。下の地図では「Ninevah」は「Ninawa」ですが、ここは地勢的にテロの影響が少ない地域だと言えるからです。その理由は時間がないので書きませんが、考えてみてください。このサイトをよく読んで頂いている人ならすぐに見当がつくと思います。
