military.comによると、6ヶ月間の活動停止を宣言したマハディ軍に米軍は疑いの目を向けています。
サドルシティの50%近くの境界線を接している二つの地区を持つ作戦区域を担当する第2歩兵師団のある少佐は、「サドル師がこれをやるのは初めてではないので画期的なこととは思わないが、期待は持てる」と述べました。彼の上官の中佐は「部下たちは次に何が起こるかを静観している」と述べています。あるイラク人警察官は「暴力がそう簡単に収まるとは思えない」と述べました。
記事には、米軍の推測も含めて、サドル師がなぜ休戦を宣言したかは書かれていません。周りの感想に留まっているという印象です。今一番欲しい情報は、サドル師の真意とマハディ軍の実際の変化の詳細です。今のところ、米軍がサドル師の宣言を無視して拠点を捜索するとか、大規模な掃討作戦を行うといった情報はありません。しかし、マハディ軍が武器を運び込んでいる証拠が出れば、行動しないわけにはいかないでしょう。その辺をどう考えているのかが知りたいと思います。この件はまだ状況が読めません。