onlineで定期購読の申し込み!

代表的ニュース週刊誌
Time(英語版)

総合的国際情報誌
フォーサイト

歴史ファンなら…
歴史街道

航空自衛隊なら
Jウイング

海上自衛隊なら
Jシップス

陸戦用車両なら
PANZER

国防総省がMRAP車をさらに追加

2007.9.22



 military.comによれば、米国防総省はMRAP装甲車(Mine Resistant Ambush Protected vehicle)の承認数をこれまでの約2倍の15,274台に増やしました。今年早く、国防総省は海兵隊に3,700台、陸軍に2,500台を承認していました。

 国防省報道官ジェフ・モレルによると、新しい承認は10,000台を陸軍に割り当てることになると述べました。海兵隊には3,700台、空軍に697台、海軍に544台、特殊作戦軍に333台が割り当てられます。イラク多国籍軍の指揮官は陸軍だけに17,700台のMRAP装甲車を要求していました。しかし、今年終わりまでにイラクに配備できるMRAP装甲車は1,500台のみです。要求すべてが達成されるのは、いつのことなのでしょうか。それに、MRAP装甲車は、もともと工兵隊用の車両で、武器を持った兵士には乗り降りが難しそうなのが気になります。

 それから、military.comの別の記事によると、イラクにオスプレー10機がはじめて配備されました。第263飛行編隊「サンダー・チキンズ」がアル・アサド空軍基地に到着しました。今後、どのような役割を果たしていくのかに注目したいと思います。

 妙な事件も報じられています。同紙の記事によれば、イラク帰還兵で「ジャック・ヴェニス(Jack Venice)」という芸名で、86本の成人向け映画に出演したポルノ男優、本名クリストファー・ジャック・リード(Christopher Jack Reid)が女子大学の寮に侵入し、盗みと性的暴行を働いたとして起訴されました。帰還兵に対するロマンチックな忠誠心を思いきり裏切る事件です。世の中はこんなものだということですね。

Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.