来月、私が書いた本が出版されることになりました。タイトルは「ウォームービー・ガイド −ー映画で知る戦争と平和」です。
この本は戦争映画の解説書でありながら、軍事問題に関する入門書にもなっています。テーマ別に厳選した戦争映画22作品を取り上げて解説しています。だから、映画ファンから軍事問題に関心がある人まで、広く読んで頂けます。特に、「プライベート・ライアン」「プラトーン」については、チャプター別に詳しく解説し、戦争の最も大きな要素である陸上戦闘に関して詳しく解説しました。
従来の映画メディア、軍事メディアとは違った視点で解説した点で、日本で最初の本格的な戦争映画の解説書になりました。これまで戦争映画の解説書はありましたが、大抵はマニア向けに偏向した内容で、軍事問題を考えるための知識として活用するには問題がありました。この本は、戦略・戦術から、戦争と平和を考える上でのポイントまでを網羅しており、バランスのよい内容となっています。一般の方々にも無理なく読んで頂けます。また、取材の過程で、一般に誤って理解されていることも色々と発掘できたので、そうした事柄も取り上げています。
書店での予約はすでに可能です。アマゾン・ドットコムなどでの注文は発売日以降に可能になるはずです。