army-times.comによれば、７個旅団と２個司令部部隊、約22,000人が2009年に通常の交替のために派遣されます。
今回、イラク・アフガン戦が始まって以来、始めて第１軍団がイラクに派遣されます。第１軍団は主に予備役の訓練を行う部隊ですが、米軍再編でキャンプ座間への移転が予定され、すでに前方展開司令部が移転を完了しています。しかし、イラクの任務が優先されることになったため、日本への配置はさらに遅れる見込みです。
第１騎兵師団は３回目の派遣になり、６個旅団戦闘団が派遣されます。派遣期間は12ヶ月で、１月から夏頃までにすべての部隊が派遣されます。派遣が確認された７個旅団は以下のとおりです。
- 「ハイランダー」 第１機甲師団第４旅団戦闘団
- 「レッド・デビルズ」 第82空挺師団第４旅団戦闘団
- 「デビルズ・イン・バギーパンツ」 第82空挺師団第１旅団戦闘団
- 「ストライク・アンド・デストロイ」 第２歩兵師団第５ストライカー旅団戦闘団
- 「アローヘッド」 第２歩兵師団第３ストライカー旅団戦闘団
- 「ドラゴンズ」 第１歩兵師団第４旅団戦闘団
- 「カウボーイ・サンダー」 ワイオミング州軍第115砲兵旅団
ローテーションの情報は直ちに役には立ちませんが、こうして整理しておくと、後で役に立つことがあります。
それから、日本赤十字社のメールマガジン（１日付け）がパキスタンで難民が大量に発生していることを知らせています。以下に該当個所を転載します。これを見る限り、パキスタン軍による掃討作戦は、かなりの規模であると見られます。赤十字社の情報は大抵の場合で正確なので、常に注意が必要です。
パキスタンでは8月上旬頃より、アフガニスタンとの国境に近い連邦直轄部族地域（FATA）のバジョール地区においてパキスタン軍と武装勢力の戦闘が激化しています。
当局の発表によれば20万人以上が避難民となっており、このうち2万人がアフガニスタン東部のクナール州にも流入。避難民の80％は女性や子どもで、現地病院には紛争による負傷者が殺到していると報告されています。
