space-war.comによれば、ロシアは2012年までに廃棄された原子力潜水艦すべてを解体します。
すべての廃棄された原潜は2010年か、遅くても2012年になる前に解体されるでしょう、とロシア北部のセベロドビンスクにあるズベドチュカ船舶修理工場(Zvezdochka ship-repairing facility)のウラジミール・ニキチン最高責任者(Vladimir Nikitin)が述べました。ニキチン氏によれば、ソ連時代とロシアで製造された200〜250隻の原潜は、ノルウェー、日本、イギリスのような国々の経済的な支援により、すでに解体されました。北方艦隊の原潜はほとんど解体され、残るのは太平洋艦隊の原潜です。ズベドチュカには、年間最高4隻の原潜を解体する能力があります。解体により、使用済み核燃料が原子炉から取り除かれて保管場所へ移され、船体は3つの部分に分けられます。艦首と艦尾は破壊され、原子炉は封印されて保管場所へ移されます。
簡単にまとめておきますが、これでロシアが廃棄済みの原潜を日本周辺の近海に投棄する危険は避けられることになります。