こうした問題は毎度繰り返される単純なルーチンみたいなものです。昔から本当に変わることがないと、むしろ感心すらしてしまいます。私としては、「戦地で戦っている兵士に申し訳ない」式の意見はいい加減に卒業すべきだと考えます。これは共和党の有力な大統領候補ジョン・マケインも得意な台詞ですが、軍事的には大した意味がなく、発言者が忠誠心を表明したくて口にするものに過ぎません。戦争で子供を亡くした親にすると、こうした活動が自分の子供の死を侮辱するもののように受け取れるのはやむを得ない反応です。しかし、これはすべての場合において誤解に過ぎません。戦死者の名誉まで剥奪すべきだとは誰も考えませんし、バークレー市はそうしたことを意図しているわけではないのです。そこに気がつかない限り、こういう問題はなくなりません。
同種の問題がトレド市(Toledo)でも起きています。military.comは、カーティ・フィンクベニア市長(Carty Finkbeiner)が、市街戦訓練が市民を脅えさせていることを理由に、200人の予備役の海兵隊員から町を出るように命じたと報じました。この結果、海兵隊の部隊は演習を中止し、ミシガン州のグランドラピッズへ戻りました。