チェコのミレク・トポラーネク首相(Prime Minister Mirek Topolanek)が、現内閣が秋に倒れるかも知れないと言っています。ミサイル防衛のためにチェコに配備する予定の高周波レーダーに関して、議会の支持も失いました。この件では国内で反対が多く、世論調査ではチェコ国民の68%がレーダーの配備に反対しています。さらに、ポーランドからは迎撃ミサイル基地の配備に対して、アメリカは200億ドルの支払いを求められています。ポーランドはその金を軍隊を改革し、ロシアの脅威に備えるつもりで、特にPAC-3 に関心を示しています。米下院はヨーロッパにおけるミサイル防衛の2008〜2009会計年度の予算を7億2,000万ドルまで減額しました。チェコとポーランドの基地配備に関する予算は、2億3,200万ドルまで引き下げられました。このため、金額の点で交渉が行き詰まっています。