アメリカは2001年のテロ攻撃以降、パキスタンに108億ドルを供与しました。その内56億ドルはパキスタン軍の軍事活動を補償するために使われました。政府説明責任局(the Government Accountability Office)は、一例として、対空レーダーの費用として送った2億ドルは、その必要性についての調査が行われていないことをあげています。道路と地下壕の建設費4千5百万ドルは、建設が行われたという証拠がありません。米国防総省は政府説明責任局がパキスタンの対テロ戦争への貢献を低く評価していると反論しています。しかし、政府説明責任局は同省がパキスタンに渡した金額の総計を正確につかんでいないとも指摘しています。