ロシア国防省は、イズベスチャに掲載された、キューバに長距離爆撃機を飛行させる計画を否定した、とmilitary.comが報じました。
国防省の広報官は、匿名の高官による主張はデマであり、メディアのぺてんだと述べました。これはもう笑うしかありません。「越えてはならない一線を越える」と応酬した米空軍参謀総長ノートン・シュワルツ大将(Gen. Norton Schwartz)も私も騙されたというわけです。
アメリカの反応をみるためのロシアの工作と思ったら、それですらなかったようです。こういうことがあるのが軍事の分野です。考えようによっては、メディアの暴走に見せかけたアドバルーンだったとも言えますが、深読みは切りがないので、やらないのが賢明です。