私の新刊本の詳細についてお知らせします。
この本のコンセプトを一口で言うなら「温故知新」です。40問あまりの四択クイズを解きながら、戦争の様々な側面を理解しようという主旨で、楽しみながら軍事問題について考えを深めることができます。前著「ウォームービー・ガイド」と同じく、一般の読者向けに書きました。そのため、内容がオーバーラップしている部分もあります。過去のことも書いてありますが、ごく最新の情報も網羅しています。何問解けるかは気にしないで、読む過程を楽しんで欲しいと思います。
すでに予約受付がはじまっています。文末のAmazon.comへのリンクで発注できます。(現段階では商品情報は最小限しか掲載されていません。詳細は追って掲載されます)
書名:平和を守るための戦争概論
価格:¥ 1,680 (税込)
出版社:ゴマブックス
発売日: 2008/8/1
目次:
1 戦争の歴史
史上最古の戦争小説
プトレマイオスの地図はどこがすごい?
モンゴル人の強さの秘密は?
十字軍遠征の真の理由は?
三十年戦争を支えた傭兵たち
ナポレオンのロシア遠征
大航海時代と植民地
アメリカ二大戦争の相違点とは?
新兵器が続出した第1次世界大戦
2 軍事の理論と現実
世界最古の兵法「孫子」
近代軍事学の父・クラウゼヴィッツ
リデル・ハート卿の「戦略論」
経験を積んだ兵士は精強か?
見落とされがちな退役軍人のケア
赤十字はどのように生まれたのか?
捕虜になったらどうなるのか?
ジュネーブ条約は民間人をどう保護するのか?
3 自衛隊について
自衛隊の階級は偽物なのか?
自衛隊はジュネーブ条約の適用外か?
自衛隊は憲法違反か?
自衛隊は北朝鮮と戦えるのか?
自衛隊のイラク派遣は正しかったか?
集団的自衛権は認めるべきなのか?
4 対テロ戦争
湾岸戦争とイラク侵攻はどこが違う?
イラクの複雑な民族・宗派構成
アメリカがイラクで勝てないわけは?
アメリカはアルカイダに勝てるのか?
新生イラク軍は強いのか?
対テロ戦のあだ花 民間軍事会社
対テロ戦争の成果は?
5 テポドン2号とミサイル防衛
テポドン2号発射の真相は?
テポドン2号は日本にとって脅威か?
危険なのはどの種類の弾頭か?
北朝鮮に核爆弾はあるか?
ミサイル防衛は本当に有効なのか?
国民保護計画はどんなものか?
6 世界平和のために
イラク復興資金はどこへ消えた?
血はどれだけ高くつく?
憎しみの輪廻を断ち切れ
国際刑事裁判所はどんなものか?
日本は国際平和に取り組んでいるか?