朝鮮軍事境界線で遺体返還式典

2009.10.3

 military.comが、最近朝鮮半島の軍事境界線で行われた北朝鮮兵士の遺体の返還について報じました。

 この遺体は、7月20日に漢灘江(the Hantan River)に浮いているところを韓国軍兵士によって発見され、溺死したものとみられていました。遺体を確認するため、北朝鮮兵士は韓国側に20ヤード侵入することを許されました。当局者によれば、北朝鮮人の遺体は年に1〜2回、韓国側で発見されます。死体が軍人であれば本国送還式典が行われ、民間人なら赤十字が返還を担当します。

 返還が行われたのは板門店の共同警備区域で、ここは南北ふたつのエリアに分かれていて、互いに相手の領域には入れないことになっています。しかし、遺体確認のために必要な者が韓国側へ入ることが許されたのです。この記事には韓国軍の兵士の死体が軍事境界線内で発見された事例については書いていません。遺体の北朝鮮兵士は亡命を試みて溺死したのかも知れません。南北境界線にある川には岸に金網が張られ、支流の入り口には監視カメラが設置され、フロッグマンの侵入を阻止しています。

 まだ、ウェブ作成ソフトの変更で手間取っています。間もなく、ペースは戻ると思いますが、本日はこのレベルです。

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