military.comによれば、米軍はクリスマスもアフガニスタンでパトロールを行っています。
アメリカはクリスマス休暇モードで、大きな進展は当面ないでしょうが、毎年、米軍はクリスマスもイラクやアフガンで警備活動を行ってきました。今年も、そうしたニュースが載りました。かつてはクリスマスに行われた掃討作戦や家宅捜索の模様が報じられ、このサイトでも紹介したのですが、それは現在も大して変わりません。徒歩でのパトロールの模様が書かれ、クリスマスでも任務が第一である現状が説明されていません。しかし、クリスマスツリーを飾り、祝祭の気分味わっているようです。以前の記事では、戦場の模様が知れましたが、この記事からはむしろ基地内でのクリスマス行事の模様を見て取れますが、これだけで現地の状況を結論づけるのは早計でしょう。記事全体もクリスマス用の記事という雰囲気で、かつてのような殺気だった雰囲気は消えたように思われます。
なお、military.comによれば、先日、イラク北部を担当するアンソニー・キュコロ少将(Maj. Gen. Anthony Cucolo)が出した妊娠禁止令が一転、イラクの最高指揮官レイモンド・オディエルノ大将(Gen. Raymond Odierno)により取り消されます。1月1日に実施されるイラク全土の新しい新方針には、妊娠禁止が含まれていないとのことです。妊娠禁止令は大きな批判を呼んだため、上級指揮官が下級指揮官の命令を取り消した形です。皮肉な見方をすれば、これは一種のクリスマス・プレゼントかもしれません。