space-war.comによると、北朝鮮は舞水端里発射施設で、レーダーやその他の装備の観測を開始し、テポドン2号の発射準備を進めているとみられています。
レーダーはテポドン2号の飛行を監視する装備です。ロケットからも飛行コースに関する情報は無線で送信されますが、レーダーでも同時に監視するわけです。レーダー装置から電波が発射されて、北朝鮮がテストを行っているのが確認されたのでしょう。その他の施設でも稼働する動きが出てきたということです。記事は長いのですが、ほとんどがこれまでの経緯のまとめであり、目新しい情報はここに書いたことだけです。
見たところでは、北朝鮮はテポドン2号の発射準備を着々と進めています。このまま行くと、今月下旬には準備が整い、あとは気象条件などから発射のタイミングを決定することになります。打ち上げが成功すると、テポドン2号はテポドン1号と同じコースで日本列島を横切るので、また日本中が大騒ぎになります。この大騒ぎこそ、テポドン2号が打ち上げに成功するよりも危険であり、私は今回の打ち上げも失敗に終わって欲しいと思っています。
なお、本日は、あとで別のニュースも掲載する予定です。