米海兵隊員が豚インフルエンザに罹患

2009.5.1



 昨日、military.comが報じたニュースですが、南カルフォルニア州の海兵隊基地の海兵隊員が豚インフルエンザにかかっていることが確認されました。

 その海兵隊員を特定する情報は公開されていませんが、彼は嘔吐と他のインフルエンザ様症状を示しました。最初に彼が症状を訴えたのは土曜日でした。彼は隔離され、症状は自力で歩けるほど快方に向かっており、生命への危険はまったくないと発表されています。彼と接触した約30人の海兵隊員への伝染は起きていません。治療用にタミフルが用意されましたが、彼には必要がなかったので使用されなかったということです。感染経路は不明のままです。彼はメキシコには行ったことがありませんが、南カリフォルニアのサンバナディノ峡谷(the San Bernardino Valley)を旅行したと発表されています。

 昨日、成田空港で日本人に陽性患者が発見されたので、今日のニュースはこの話ばかりになるでしょう。まだ、豚インフルエンザかどうかは判明しておらず、別のタイプのインフルエンザである可能性もあります。この人はロサンゼルスから到着したということです。罹患した海兵隊員が行ったサンバナディノ峡谷はロスアンゼルスから80km程度のところにありますが、関連性は不明のままです。

 豚インフルエンザが軽い症状で済むケースもあることを示したいので、このニュースをあえて紹介することにしました。


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