タリバンが再度自爆攻撃を敢行

2009.5.14



 military.comによると、自爆攻撃があったアフガニスタンのカースト(Khost)の米軍基地の外で再び自爆攻撃があり、7人が死亡し、21人が負傷しました。

 早朝、カーストの外縁部にあるキャンプ・サレルノ(Camp Salerno)の正門前に自動車が乗り付け、自爆しました。アフガン内務省は7人が死亡し、21人が負傷したと主張しました。米軍はアフガン兵4人が死亡し、12人が負傷したと主張しました。米軍などの外国の軍隊に擬せ社は出ませんでした。火曜日には、パキチカ州(Paktika province)の2つの米軍基地にロケット弾による攻撃があり、米軍の砲兵と空襲で6人の武装勢力が死亡し、事件と関係のない2人が死亡し、4人が負傷しました。

 タリバンは自爆犯は30人だったと主張していますが、一連の自爆攻撃全体のテロ犯が30人だという意味かも知れません。こうした自爆攻撃は今後も続く可能性がありそうです。昨日も書きましたが、タリバンが勢力を増している点に注意が必要です。攻撃そのものよりも、その背景が今は重要です。




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