jamestown.orgによれば、グルジアの反政府デモは参加者の数が減り、ロシアのグルジアへの介入は未だに成功していません。しかし最近、ロシアはロシアに拠点を置く灰色経済のグルジア人ビジネスマンを通じて、反政府派に資金を送り込んでいます。
24時間続けられているピケ隊に参加する者は数百人に減り、彼らは毎晩30ラリ(グルジアの通貨)と食糧を支給されています。反政府勢力は主に幹線道路や鉄道に対する交通妨害を行っていますが、今のところ、大きな成功は得ていません。警察はこうした交通妨害を阻止しないため(ロシアの介入を避けるためです)、交通渋滞に怒ったドライバーがピケ隊とつかみ合いの喧嘩を行うこともあります。警察は鉄道を爆破する計画を事前に察知しました。グルジアの鉄道は東西に走っており、アゼルバイジャンとカザフスタン産の石油を黒海から輸出するのに使われています。4月9日から反対派の交通妨害が始まって以来、グルジアの平均交通量は35%に減少しました。
記事のポイントだけ紹介しました。反政府勢力は幹線道路と鉄道を封鎖すると脅迫を行い、実際に封鎖していますが、封鎖は短時間に留まっているということです。これだけならあまり心配いらない感じですが、ロシアから資金が反政府勢力に流れ込んでいる点は非常に不気味です。グルジア問題はこのまま終息することはなく、近いうちに必ず新しい動きがあるはずです。