spacewar.comによれば、パキスタン軍はタリバン掃討作戦の最後の24時間に武装勢力41人を殺害したと土曜日に発表しました。
パキスタン空軍は2件の自爆攻撃に応え、武装組織テリク・エ・タリバン・パキスタン(Tehreek-e-Taliban Pakistan: TTP)の隠れ家2カ所に対してジェット機による爆撃を行いました。作戦中に武装勢力35人を殺害、武装勢力がスワトのパキスタン軍基地を攻撃した際に6人が殺害されました。バヌー(Bannu)では、ジンディ・アクバー・カーン村(Zindi Akbar Khan village)、準軍事組織の砦・ジャニ・ケール村(Jani Khel village)からマルワット運河(Marwat Canal)までを確保しました。パキスタン軍は兵士1人が死亡、4人が負傷しました。反タリバンの宗教学者がサフラツ・ナイーミ(Sarfraz Naeemi)が自分の事務所で自爆攻撃により死亡し、北西部のノシェラ町(Nowshera)ではモスクが爆破されて、4人が死亡しました。志望者の数は独立して確認されていません。
これらの報告を読んでも、パキスタン軍が優勢かどうかは判然としません。この程度の戦果なら以前にも報告されましたし、その結果が現在です。殺しても、タリバン戦士は補充されることが分かっているわけです。タリバンのテロ攻撃は終わっていません。今後、確保した地域にタリバンを寄せ付けないことができるかどうかが問題の焦点です。少なくとも、これまではそれを実現できずに来ました。
しかし、目を惹く話がこの記事には書かれています。TTPの指導者バティトゥーラ・メスード(Baitullah Mehsud)の拠点である南ワジキスタンの北西部に対する攻撃をパキスタン軍が計画しています。パキスタン軍はこの噂を否定してきましたが、匿名の米国防総省当局者が確認しました。この攻撃が成功するかどうかが、パキスタンのタリバン勢力掃討の鍵となりそうです。ようやく評価の材料となるものが見つかった気がしています。