military.comによれば、米陸軍は自殺に関する月間報告を公表しましたが、6月には9件の死亡が調査中であるものの、自殺が確認された事例はありませんでした。
今年は既に88件の現役兵の自殺が報告されています(確認済み54件、調査中34件)。これは昨年の同時期よりも20件以上上回っています。2008年の最初の半年間、現役兵の確認された自殺は67件でした。予備役は同じ期間に16件の自殺が確認されており、23件が調査中です。任務についていない予備役では29件の自殺が確認されています。自殺に関する情報は米陸軍のウェブサイトからも入手できます。
全体として、兵士の自殺は増加傾向にあります。このことは、イラク戦のあとから問題視され、米陸軍も様々な手を打ってきたのですが、抜本的な解決はみていません。原因がストレスにあることは分かっていますが、それを簡単に解決することができないのです。この問題は解決できないのかも知れません。