military.comによれば、サウスカルフォルニアの海兵隊基地の営門で警備についていた水兵オーガスト・プロヴォスト(August Provost)が銃殺された事件で、ヘイトクライムの疑いが浮上しています。
プロヴォストはホバークラフト型上陸用舟艇の乗員で、事件時に営門の警備についていました。死体は午前3時30分に発見されました。別の報告によれば、死体が燃やされた可能性もあるとのことです。カルフォルニア州の民主党下院議員が下院軍事委員会に調査するよう働きかけています。別の隊員が容疑者として拘束されています。プロヴォストがゲイであったため、事件が同性愛に反対する活動家が引き起こした可能性が疑われています。
事件が調査中なので詳細は不明ですが、営門でこのような事件が起きるというのはショッキングです。しかも、国内テロが極度に心配されている国で、容疑者が軍人だということにも驚かされます。犯人が軍人なら、単なる殺人事件では済みません。任務中の警備要員を殺すことで基地の安全を脅かした点も問われますから、重罪は確実です。