military.comによれば、自殺と鬱病の増加に直面した米陸軍はすべての部隊に障害から回復する感情を養う訓練を受けさせることを計画しています。
10月1日から、現役、予備役、州兵すべての隊員は感情的、精神的、肉体的な状態を評価する回復性テストを受けるようになります。このテストには「あなたはどれくらい頻繁に友情を損なったと感じますか?」「あなたはどれくらい頻繁に阻害されていると感じますか?」など、170問の質問があります。テストの結果は秘密にされ、キャリアには影響を与えませんが、回復力訓練を受けなければならない兵士には通知されます。すでに50人の兵士が訓練を受け、別の150人が訓練を開始します。テストは約4,000人の兵士が受けており、5段階の評価で平均点は3.7でした。
記事には自殺の件数も記載されていますが、この2年間で自殺数が増加し、これを問題視した陸軍が実施することに決めたようです。しかし、この種のテストは正直に答えないと正しい判定も出ないわけで、その辺は大丈夫なのかという気がします。記事には洗練されたテストだと書かれていますが、兵士は自分が心的ストレスを抱えていることを知られたがらないものです。すべての兵士がテストを受けるということなので、今後、自殺や鬱病の発生率がどう推移するのかを注目していきたいと思います。