military.comによると、米海軍潜水艦への女性隊員の搭乗は新任のレイ・マビス海軍長官(Secretary of the Navy Ray Mabus)が推進しています。
米海軍の高官は、これから2年間は潜水艦に女性が搭乗することはないでしょうが、変化の時が来たと述べました。別の高官は、潜水艦には女性にできない仕事はなく、潜水艦で働くことを望む有能な若い女性たちが沢山いると述べました。問題は女性用のトイレと寝台をどうするかですが、2人と3人用の寝台と共用トイレがある士官用施設は簡単に男女共用にできると、高官が述べています。1隻に5人くらいの女性隊員を乗せられると見積もられますが、女性が孤立感を感じないためには攻撃型潜水艦なら少なくとも20人、約20%が搭乗する必要があるという意見も紹介されています。
昨日紹介したマレン海軍大将の発言は、単なる個人的希望ではなく、マビス長官の意向を受けたものであったのです。すると、この変化は確実に実行される方向へ進むでしょう。これは米海軍の文化に新しい性質を与えることになります。時間がないのでここまでにしますが、記事はもっと長いのでお読みになることをお勧めします。