北朝鮮が韓国の演習に報復を宣言

2010.12.18

 military.comによると、北朝鮮が韓国に延坪島での砲撃演習を行わないように警告しました。北朝鮮は攻撃の強度と範囲は11月23日の砲撃よりも深刻だと言います。


 すみませんが、時間の関係で記事は省略します。

 実際のところはどうなるか分かりませんが、直感的には北朝鮮は口で批判するだけで、今回は「超人的な忍耐をもって攻撃を思い止まった」とかなんとか言って、攻撃はしないように思います。韓国は今度は強力な反撃を考えています。金寛鎮(キム・グァンジン)国防大臣の着任直後のコメントを見たら、攻撃している敵の所在地を攻撃するのなら、多少は過剰であっても問題はないとか、関連する部隊も含めて攻撃するとか、私がここで書いた考え方と共通する考えでいることが分かりました。北朝鮮も、こういう金国防大臣の意向を報道で知っているはずです。ここで本格的な攻撃を行って、互いの優劣を明確にしてしまうのは、北朝鮮にとって得策ではありません。今度は間違いなく戦闘機による空爆が予測されます。これはかなりの被害を出すと予測されます。

 元裕哲(ウォン・ユチョル)国防委員長は朝鮮日報の記者に、延坪島砲撃事件での韓国軍の応射により、北朝鮮軍には茂島に集中して2桁以上の死傷者が出ていると回答しています。韓国側の死傷者は23人です。前回の砲撃交換の結果を北朝鮮がどう認識したかによっても、彼らの対応の強度は異なるでしょう。前回大きな勝利を得たと考えて、今回は韓国に華を持たせてやると考えるか、韓国軍は弱いからさらに攻撃すべきだと考えるかは不明です。

 最も北朝鮮にとって利益があるのは、今回は反撃をせず、核開発、弾道ミサイル開発などで恫喝外交を継続する方法です。北朝鮮が理屈通りに行動するのなら、この選択肢を選ぶのではないでしょうか。



Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.