NBCの番組「Meet the Press」で、バイデン副大統領は現在のアフガンでの状況を2010年の夏までに戦闘部隊を撤退させる計画を発表した時に似ていると言いました(番組のウェブサイトはこちら)。「我々はイラクでやったのと同じように(撤退の)プロセスを始めたところです。我々はそれを2011年7月に始めようとしています」「それから、我々は2014年までに何が何でもそこから完全に出ようとしています」。
バイデン副大統領の声明は、以前に2011年にアフガンから米軍を撤退させると誓約したオバマ大統領を非難した議会のタカ派から攻撃の的となることはほとんど間違いありません。共和党のジョン・マケイン上院議員(Sen. John McCain)とリンゼイ・グラハム上院議員(Sen. Lindsey Graham)は、オバマ大統領はアルカイダとタリバンにアメリカがいつ撤退しようとするかを教えたようなものだと言いました。無所属のジョー・リーバーマン上院議員(Sen. Joe Lieberman)は来年撤退を開始しないように政権に警告することで共和党議員と連帯しました。しかし、政権と連合軍指揮官デビット・ペトラエス大将(Gen. David Petraeus)は、2011年7月は撤退のプロセスを開始するだけと主張し、繰り返し期日を擁護しました。ペトラエス大将は撤退は地上戦の状況次第だと言っています。