アフガン駐留米軍の戦死者が千人に

2010.2.24


 military.comによれば、アフガニスタンで死亡した兵士が、遂に1,000人に達しました。

 ICasualties.orgによれば、今年に入って米軍兵士54人がアフガンで殺害され、死者は1,000人に達しました。米軍以外のNATO軍兵の今年の戦死数は37人で、死者の総計は657人になりました。2009年には316人の米兵が殺され、2001年以来最高になりました。死者1,000人という数字は、マルジャ戦と時期を同じくしました。この作戦でNATO軍兵士13人(大部分が米兵)が死亡しました。

 もうそんなになるか、という気分です。増派で兵数が増えると、戦死者も増えることでしょう。今年は昨年以上の犠牲が出ると見るべきです。IED対策はまったく進んでいませんし、タリバンはますます、IEDを多用するようになっています。イラクではIEDが使われることが減ったものの、いつ再発するとも分かりません。


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