カンダハル掃討作戦が始動

2010.3.19


 military.comによれば、カンダハルでのタリバン掃討作戦はすでに開始されている、とスタンリー・マクリスタル大将(Gen. Stanley McChrystal)が述べました。

 マクリスタル大将は記者に、タリバンの精神的な中心地、カンダハルに対する米軍主導の攻勢が、カンダハルを取り囲む主要道路と地区を確保する初期の軍・警察の努力をもって開始されました。作戦は数週間後と、数ヶ月ごとに拡大され、かなりの長期間になると言いました。カンダハル州に出入りしている道路を保護することは計画の重要部分であり、米軍はより多くの無人偵察機と武装勢力が仕掛けたIEDと戦うその他の物資を展開しました。マクリスタル大将は「カンダハル近郊を支配すれば、カンダハルを支配するのに大いに役立ちます」と言い、カンダハル郊外にいるストライカー旅団を含む連合軍は道路の確保に一定の進展を見たとしています。しかし、大将は今後数ヶ月で「タリバンは邪魔をするためにできることは何でもする」と考えています。

 その他、色々書かれていますが、戦いの性質はマルジャ戦と同じと考えればよいので省略します。

 思ったよりも早く、始まったという気がします。マルジャ戦終了後にタリバンに休息を与えず、新しい戦いを行うのは定石的な動きです。カンダハルには周囲に関連する町が多いので、ここを押さえて、タリバンの行動を妨げ、 カンダハルへの友軍の進入を容易にするわけです。そのためには、今からやっておけば、秋までに余裕をもって作戦を完了させられます。無人偵察機でタリバンの動きを調べ、IEDを除去して、進撃路を確保する。田園地帯を押さえ、カンダハルの市街地を包囲したら、市街戦が開始されます。すべては定石通りの動きです。つまり、最初の段階が始まったのであり、今のところは特に問題が起きていないということです。この段階では、コメントすべきことも、特にありません。


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