military.comによれば、タリバンが月曜日からアフガニスタン全土で、政府当局者の暗殺、外国人やそれを支援する者に対するIED攻撃、自爆攻撃を含む新しい攻撃を開始すると宣言しました。
カンダハル州のアーガンダブ(Arghandab)で、地区議会の副議長のマナン・カーン(Manan Khan)がボディガード2人と共に金曜の夜に殺害され、タリバンが犯行声明を出しました。タリバンは記者に送った電子メールで「すべての外国人の侵略軍は最終的な敗北に直面する」と書きました。
日曜日ですが、すぐに攻勢が始まる可能性もあるので、こういう声明があったことをお知らせしておきます。記事にはカルザイ大統領が負傷した兵士を見舞ったことや最近の状況についての説明もありますが省略します。タリバンはこうした予告をしても、大きな動きを見せないこともあります。テロ攻撃だけで優勢な正規軍を完全に打破することはできませんから、この予告がかなり大げさであるのは間違いがありません。しかし、タリバンの能力を見定める上で、攻勢を観察するのは重要です。
追加します。military.comに、タリバンは大麻の収穫が終わったので春の攻勢を開始した、と書かれています。3週間ほど、タリバンは大麻の収穫に対して課税することに集中していたのです。記事には、米兵が語った攻勢の事例が載っています。ライアン・シェーラン大尉(Capt. Ryan Sheeran)は「私は大麻の収穫がタリバンの作戦に影響を与えるということをまったく過小評価しました」「タリバンの活動は文字通り、まったくなくなりました」と述べました。それが金曜日にすべてが急変しました。複数の攻撃の事例が載っていますが、犠牲者については分かっておらず、戦果の評価はできません。兵士たちの口調はそれほど深刻ではないので、大きな損害は出ていないようです。