military.comによれば、イギリス軍は過去４年間、最も同軍にとって流血が多かったいくつかの領域である、アフガニスタン南部の危険な地域から離れました。
イギリス軍は2006年にヘルマンド州北部のサンギン地区（Sangin district）に到着し、そこでタリバンとの激戦で、2001年以来、アフガンで被った337人の死者の３分の１にあたる100人以上を失いました。NATO軍は、数千のNATO軍とアフガン軍が移駐したにも関わらず、危険な戦場のままであるヘルマンド州の中心部に王室海兵隊第40コマンドが再展開されていると言いました。７月に発表された新しい派遣計画に基づき、アメリカは主にヘルマンド州の北部と南部で、イギリス軍、デンマーク軍、エストニア軍と人口密集地域で活動します。イギリス軍は現在、アフガンに9,500人を持ち、1,200人がサンギン地区からヘルマンド中心部へ移動しました。米軍のデイビッド・ロドリゲス中将（Lt. Gen. David Rodriguez）は、米軍がイギリス軍を救済していたという見方を、イギリス軍がサンギン地区で高い犠牲を払ったことをあげて否定しました。
サンギン地区（kmzファイルはこちら）はアルガンダブ川と似た環境にあり、この川の西側に位置します。上流に作られたダムにより、ヘルマンド川に安定した農業用水を供給し、川の流域で農作物が作られている場所です。王室海兵隊第40コマンドは、第３コマンド旅団配下の特殊部隊です。 この配置転換の意味はよく分かりませんが、あまりよい感じはしません。テロがイギリス軍の能力を超えたので移動したように感じられます。
