military.comによれば、 月曜日に、国立防衛大学(the National Defense University)で行われた軍の職業意識の会議で、統合参謀本部議長マイク・マレン海軍大将(Joint Chiefs Chairman Adm. Mike Mullen)は、国中に広がる党派的な分裂の中、すべての面で論争に関わらず、プロらしく、非政治的であれと国防の指導者に訴えました。
このコメントは不適切なビデオと広範囲にわたる国防予算の削減という軍の内外からの政治活動を惹きつけた出来事の直後に行われました。マレン大将は「聞かない・言わない政策」の議論における重要人物でもあります。
「今日、我々は信頼されています。我々はアメリカ国民に彼らが気にかけ多大な信頼を置く機関として理解されています」「それは我々が支えなければならないものです。さらに、それは常に真実ではありませんでした」。
マレン大将はその一環として、その努力には軍隊がアメリカの代表として、倫理的、道徳的に何が求められているかをもっと理解する必要があると言いました。
彼はアブグレイブ刑務所虐待事件のようなスキャンダルに言及し、兵士たちはこうした戦争の中で、我々が国家とする人の外側で事をなさなければならないと指摘し、指揮官たちは我々が本当の倫理的なコンパスを持つことを確実にする責任があると言いました。
軍隊の非党派的な性質は、兵士は彼ら自身の選択を無視せよということではなく、むしろ彼らがそれらを口にする適切な場所と時をよりよく理解することを意味します、と彼は言いました。
聞かない・言わない政策についての質問で、彼は変換を実行するには、優れた実例を整え、兵士の懸念を聞くことの両方に、強力な指揮力が必要だと言いました。
「各軍はそれ自身の気風と文化を持っており、各軍は困難な時をくぐり抜けてきました」「しかし、陸軍に適切な若い大尉がいるならば、我々が持ち、あるいは持たない計画が何であれ、合衆国陸軍は健全でしょう。私はどの軍もこの通りだと主張したいのです」。
「アメリカ国民は我らが男女を並外れて支援しています」「善意の海があり、彼らは我々と結びつくことを望んでいます。しかし、我々が何者かはしばしば彼らに理解されていません。そして、しばしば我々も独り言を言っているだけなのです」。
「我々の観衆、我々の支持、我々の権威、我々がするすべてのことはアメリカ国民から来ます。我々は彼らと接触を断つことはできません。我々が接触を断つのは非常に危険な方向です。我々は彼らの支援なしに生き残れません」。
記事からマレン議長の発言を中心に要約しました。
最近、アメリカ国民を失望させるような軍人の発言や行動が明らかになりました。また、オバマ政権へ共和党からの批判が続いています。まだ成果につながっていない経済政策、軍の同性愛差別撤廃など議論を呼ぶ政策に政権は取り組んでいます。
こういう時期に共和党支持者が多い米軍から不満が出るのは予想されることです。しかし、最高指揮官を侮辱することは許されません。米軍の文化では、その一線を越えた者は自ら辞職することになっています。米軍の起源はイギリスからの独立のために志願した民兵であり、自立精神に基盤を持ちます。クーデターを連想させるような行動は似合わないのです。
表向きの理由と違い、最近は撤退続きなのが軍人のプライドに触り、彼らが別の理由を求めたくなっている可能性もあります。この種の不満に一々耳を傾ける必要はありません。どうせ一過性の不満であり、時が経てば消えるものだからです。
主に戦争の戦術面を受け持つ軍人は、時として戦術面からしか戦いを見なくなります。そのため、戦略面の判断ができなくなる場合があるのです。そういう時に注意を喚起するのは、実は民間人の役目なのです。